札幌・北海道での労働問題・労務問題・労使問題の対応(使用者側弁護士)

当法律事務所は、札幌で平成5年に開設された弁護士事務所です。企業法務をひとつの軸として、使用者側の立場で労働問題・労使問題の対応に注力しています。札幌を中心に北海道内外の多くの経営者からの法律相談を、顧問弁護士としてばかりではなく、スポットでも受け、残業代請求、セクハラ・パワハラ問題、解雇・退職勧奨、メンタルヘルス問題の処理、団体交渉などの労働組合対応、労働審判などの事件処理を行っています。使用者側での無料相談を実施しています。

『法律』は、“ 法律を知っている者に味方する!!”もの。経営者側も、実践的な法律の武装が不可欠です。

労働審判

労働審判 ≫

労働審判 ≫

労働訴訟 ≫

 

 

 

就業規則

就業規則 ≫

就業規則作成 ≫

チェック ≫

 

 

 

辞めた社員が、多額の残業代を請求してきた。業務に必要な能力に欠ける社員がいる。

他の社員と協調性がなく、和を乱す社員がいる。遅刻・早退・欠勤を繰り返す社員がいる。

会社の内外で、窃盗、横領,飲酒運転、交通事故等の犯罪行為に及ぶ社員がいる。

問題社員を円満に辞めさせたい。

問題社員が労働組合を結成・加盟し、労働組合を通じて過大な要求を一方的にしてきている。

メンタルヘルスが不調な社員がおり、辞めさせるかどうか、辞めさせることができるかわからない。

就業規則や雇用契約書はあるが、労務管理に有効なのか不安だ。

「働き方改革」、「パワハラ防止法」などの法律改正に適った体制作りに自信がない。

代表挨拶

ご覧いただきありがとうございます。 代表弁護士の前田尚一です。

当事務所は、企業法務、とりわけ経営者・事業主・使用者の立場での労働問題、労使問題、労働紛争の予防、解決に注力している札幌の法律事務所です。

「働き方改革関連法」や、現代における[労働者の権利意識]の変化により、人事・労務に関するトラブルは非常に数多く発生しております。
未払い残業請求、パワハラ・セクハラ、解雇問題など、突如として労働基準監督署、労働組合、労働審判への対応を迫られる等のケースも増加しています。

企業の成長に人は欠かせません。しかし問題が多いのも人の問題です。
労務問題は、企業経営そのものに直結する問題す。

企業法務においては、「トラブル」が「紛争」となる前に、また、「問題」が「損害」となる前に、手早く早期に解決することが最重要事項の一つであることはいうまでもありません。

私はこれまで、経営者が、こじれた労使紛争が原因で夜も寝られなくなり、体調を崩してしまった場面を何度も見て参りました。しかし、「早期解決」も、現実逃避のために相手方と拙速に妥協するのが実態であれば、かえって、将来に火種を残し、円滑な企業経営を阻害するものともなりかねません。

私が顧問弁護士に就任する以前に、安易な妥協が災いしてしまっていた会社の事案を受け、高等裁判所あるいは北海道労働委員会では、埒が明かず、東京まで赴いて、最高裁判所で高裁判決を破棄してもらったり、中央労働委員会で勝訴的和解を成立させた事案があります。

35年を超える弁護士経験の中で、これまで多種多様な訴訟に取り組みながら、常時ひとりで30社を超える企業の顧問弁護士として活動し、経験と実績を積んできました。

当事務所では、経営の観点からの早期解決を至上としながらも、紛争解決の最終場面に直面してこそ知ることができた、紛争に至る経緯、紛争の実態の経験値から、その解決方法、予防方法を最大限活用して解決のお手伝いをしてまいります。

弁護士も企業に対し、型どおりのサービスを提供しても存在意義はなく、個々の企業と手と手を取り合う関係を構築しながら、各企業独自固有の志向に合わせて個別具体的なサービスを提供する必要があります。

労働問題は、地元の信頼できる労働問題に詳しい弁護士にご相談ください。

また、現在の顧問弁護士の得意分野や業務のスタイルが合わず、満足が行くサービスを受けることができないと悩んでいる方は、セカンド顧問サービスも是非ご覧ください。

解決事例

 

新着記事・セミナー・お知らせ

 

お客様の声

お客様の声

お客様の声【使用者側の対応・心構え】

内容:顧問業務・訴訟 依頼者:50代・女性

ある日、思いがけない案件が発生し、前田先生の事務所にお伺いしました。その時に、「依頼者と協働作業でやらなければ良い成果は得られない」と先生がおっしゃったことを覚えています。どんな些細なこともお伝えしなければ、現場の状況は分からないと思い、私は出来る限りの情報をお届けしようと思いました。

先生への電話、法廷でお留守の時はメール、FAX等で連絡を入れました。色々な方法で連絡を入れましたが、先生は何時も必ず、それに対する返事を下さいました。又、打ち合わせの際も、案件以外の雑談の中からも、先生は何かを感じ取って下さり、案件へ結びつけてくださいました。私の話の中から、何かを汲み取る感性には、いつも感心しました。素人の私の見る観点と、違う事を痛感しました。

初めての記者会見や、法廷への出廷、不安と緊張の中、先生に助けて頂き、何とか乗り切る事が出来たと思います。色々な困難や様々な事柄に、逃げ出したくなったこともありました。でも「協働作業」の言葉を思い出し、何とか頑張ることができました。以前の職場でも、弁護士に依頼した案件がありましたが「協働作業」にはならず、質問にも答えが得られず、苦労したことがありました。

前田先生への、私からのラブレター(連絡用のFAX)綴りは、莫大な量となって残っています。お忙しい中、それを全て見て下さり、回答を頂いた事に感謝しています。

内容:会社法務・顧問契約・労使紛争案件 依頼者:40代・男性

会社は、札幌以外の地方都市にありますが、先生とは顧問契約を結び、一泊二日で札幌に赴き、毎月一度のコンサルを受けさせてもらっています。

話は多岐に渡りますが、毎日仕事に追われている中で現場を離れ、私なりのリラックス、ストレス解消の機会にもなっています。

さて、お付き合いの始まりは、もう10年以上前になります。
父の経営する会社で、現場従業員のAの解雇問題で、労働組合が結成されました。 私は専務になったばかりのころで満28歳のときでした。 社長である父が側近として雇ったBが、本人が言うほどに営業の成績を上げることが出来ないことから、父との関係が悪くなっていたころに、ちょうど解雇問題がおきたのです。 Bが音頭をとって、他の従業員ほとんどを引き入れ、地元の上部団体に駆け込み、組合を結成し執行委員長となったのでした。

2回目の団体交渉から私が対応することになり、ほとんど一人で団体交渉に臨むことになったのです。 団体交渉で、相手をするのは組合員となった従業員だけではありません。もう60歳近い闘志を始めとする数名が上部団体からの会社に乗り込んできて、数々の要求をしてきたのです。
当初はどのように対応したらよいか全くわからず、問題解決のため真正面から対応しようとしたのですが、10数名からただただ罵倒される日々が続いたのでした。
正直、その日の団体交渉を終え、家に帰って大好物のビールを飲んでも美味しく感じず、酔うこともできず、眠れない日々が続きました。

そのようなとき、信頼できる方の紹介で先生に対応をお願いし、同席してもらうようになり、流れが変わりました。
私だけのときは、組合はただただ罵倒して一方的に有利な要求を何か私に約束させようとばかりしていました。 先生が出席するようになってから、そうもいかなくなりました。 すると今度は、手を変え、専務ではなく社長を出せとか、会社の決算書をだせとか、会社からすると本論とは関係がないと思われることばかりを要求してきました。 2、3か月綱の引き合いはありましたが、先生には、2、3度出席してもらった結果、社長が出席することも、決算書を提出することもなく、解雇問題については、妥結することができました。

しかし、一旦組合ができた後は、何を決めるにも組合を通せということになり、賃上げ時期になると春闘で団体交渉を繰り返すということになりました。
一度は、組合が突然ストを行うといって,シンパが何十人も会社の回りに集まったこともあります。しかし、会社としても大変でしたが、そのときも一応の手配をし、組合の思うがままにはならないよう対応できました。

三度、労働委委員会までいったこともあります。
その場でも、組合側は分が悪くなると、専務ではなく社長を出せとか、会社の決算書をだせと言い出します。 このときも、上手く対応していただき、このような相手方の要求に応じることなく、会社が想定した内容で解決することができました。

結局、その後まもなく、Aは個人的理由で退職しました。
その後、Bと他の組合員が組合費のことで対立したとのことで、B以外の組合員全員が組合を脱退しました。
まもなく、病気を理由に会社をさぼっていたことがばれたBは、会社を退職しました。
そのため、組合は自然消滅し、今は存在していませんが、労働問題は全く発生していません。

 

電話フリーダイヤル24時間 相談の流れ 申し込みフォーム