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士業ネットワーク・札幌

 「士業」は,弁護士,司法書士,行政書士,税理士,公認会計士,社会保険労務士,弁理士,不動産鑑定士の総称で,本来“しぎょう”と読みますが,“さむらいぎょう”と読むことも多く,いずれも専門的な法律サービスを提供するスペシャリストであることはいうまでもありません。

 

 ところで,国民に対するサービスという観点から,どの「士業」も,国策によって大量増員が進んできました。
 このような事態を,「士業」の側は,逼迫した状況と捉え,“生き残り”という観点から議論されてきました。
  “資格とかけて,「足の裏に付いた米粒」ととく。その心は,「取らないと気になるが,取っても食べられない」”(反町勝夫『士業再生』)とか,“今どき,士業だけで食べていけるのは宇宙飛行士くらい”(金森重樹・監訳『クラッシュ・マーケティング』)などと自虐されることがあるほどです。

 

 もっとも、これら書籍はいずれも2009年(平成21年)、リーマン・ショックの翌年ではあるものの、東日本大震災の前に発行されたもので、まだまだ大量増員が途上の段階での皮肉です。
 弁護士の数についていえば、既に「弁護士大量増員時代」には入っていますが、2022年(令和4年)5月末現在で4万4000人余りであるのに対し、2009年3月末現在は2万7000人弱でした(ちなみに、1980年(平成元年)は1万3000人余りでした。)。

 

 スペシャリストである「士業」は,顧客視点でものを言うべきで,大量増員に必然伴う質の低下を克服し,優良な専門法律サービスをどのように提供していくべきかを語らなければならないことは、現実化しています。
 それどころか、第4次産業革命が進行し、特に近時、AIがどんどん学習し、業務プロセスが自動化(RPA ロボティック・プロセス・オートメーション)が進んで人間の作業を奪っていく中、AIやロボットを使う側に回ることが我々の不可欠の課題です。

 

 そして、特定のスペシャリストを組織内に置き,あるいは特定のスペシャリストとのみ関係を維持し,今はやりのワンストップサービスを大量生産し、形式的に提供していくというのではなく,案件を個別具体的な生き物と捉え,その案件毎にもっとも適材適所におり,卓越した専門性を備えたスペシャリストと協働していくことが現実化するネットワークの構築を志向するものです。

 

 士業ネットワークは,社会保険労務士の先生に参加いただき,大きなモノに負けずに、それぞれ「個」を磨くということを積極的に取り入れ,より実践的に活動できることを志向して運営していきます。

 

労使間トラブル125の解決法勉強会テキストの例

 

 

『札幌士業ネットワーク』の実際については、次をご覧ください。

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〇札幌士業ネットワークのご案内(サービス内容)

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